プリウス（PHV）のヘコミ修理をさせて頂きました！ | 土曜日も営業してお客様のお気に入りの車修理を迅速に行う厚木市の工場

テクニカルオートSUZUKIです。

クルマのヘコミって本当気になりませんか？

今回はプリウスPHVのリヤクォーターパネルのヘコミを修理しました。

それにしてもこの色はカッコいいですね！

リヤサイドドアの後ろ辺りに出来たヘコミです。

ボールが当たって出来たヘコミで、そこまで深くはありませんでしたが、ツールアクセスが出来ない場所です。

デントリペアは、パネルの裏から押してヘコミを直すのが一般的ですが、

今回は『プーリング』という施工方法で直すことにしました。

プーリングは、凹んだ場所にグルー（接着剤）をくっつけて、引っ張って直す方法です。

裏から押す方法よりは精度が若干落ちますが、キレイに直ります。

ツールがどうしても入らない時は、この方法しかありません。

しかし、

プーリングが出来ない事も…

先程話した通り、接着剤でくっつけて引っ張るので、場合によっては塗装が剥がれてしまうなんて事があります。

古い車や塗装が弱いメーカーの車など

剥がれるリスクが高いです。

塗膜テスターで厚みを測って、プーリング出来るか判断してからの作業になります。

剥がれない様に、温めながらやったり、接着力が弱いグルーを使ったりもしますが…

それでも塗装が剥がれる事もあるんですよね〜！

今回はトヨタ車なので、塗装は強く、剥がれるリスクはそんなにありませんでした。

トヨタ車でも古くなるとダメですけどね。

修理後です

１０回程プーリングで引き出したり、ポンチングで平にしたりを繰り返してなんとかここまで仕上がりました！

プレスラインもしっかり戻り、ヘコミがわからなくなりました。

ビフォーアフターです。

プーリング技術があれば、この様なヘコミはキレイに直りましす。

DIYでやる方もいますが、プーリングは大変難しい技術ですので、おすすめ致しません。

塗装が剥がれたり、ヘコミがさらにボコボコになったりして取り返しがつかなくなります。

ヘコミが気になる方は、先ずはお問い合わせください。

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